箍 (たが) が外れる

大学時代の仲間と飲み会。年に 1〜2 度程度ではあるが、
定期的に集まるメンバー 3 名。


昼頃に渋谷で待ち合わせをし、夕方まで買い物で時間を潰す。
とある自然豊かな土地の、そのまたはずれに住む私にとって、
「シブヤ」と言う都会的な響きは完全に思考を停止させる。


このサンクチュアリの住人達への羨望の眼差し、憧れ。
神的存在。その神の発言に対し一片の猜疑心さえ抱くことはない。
「この服が似合う」と言われれば、涎を垂らし、恍惚の表情で、
アヘアヘ、ひゃあこれくらはい (じゃあコレください)」と
反射的に返事をしてしまう熱狂的信者一名@渋谷。


そこかしこにいる八百万の神達への忠誠心が実を結び、夕方頃に
カード会社から「本日カードでの支払いが頻繁になされていますが
盗難等に遭っておりませんか?」との連絡を受ける。


おぼろげな記憶しかありませんが、決して悪い買い物ではなかった。


恐らく。。。


来月の引き落とし時までに 3 億円が当たる事を本当の神に祈る。